トワツガイ

トワツガイについて熱く語りたいものを語る

幼馴染のツガイに情緒乱された⑦

 

ベースキャンプの護衛任務を任されたトリたち。

 

フラミンゴとツルはペアがいない同士で組むことになった(ハチドリは始末書を書かされている)。

 

カラスとハクチョウは中央を、

スズメとエナガは右回りの巡回、

フラミンゴとツルは左回りの巡回を担当する。

f:id:Konazato:20230311015725p:image

図にするとこんな感じ

 

巡回中、フクロウのことが心配でぼんやりするフラミンゴ。それを気にかけたツルに気持ちを吐露する。

 

ツルはなるべく早く帰れるよう、頑張りましょうとフォローする。なおハチドリに関しては自業自得だと言って心配はしていなかった。辛辣。

 

そして、フクロウの話に花が咲く。

「ゲームをしてうっかり勝っちゃう」ことがあるということは、フクロウのゲームの腕はプロ並みではないのか、それともフラミンゴが上手いのか。

フクロウの特技はゲームらしいので、後者かもしれない。

f:id:Konazato:20230311000611p:image

※第1章 3部 3節 5話より  「もう1回しよう」と言っているフクロウの真似していてかわいい

 

ツルはそんな微笑ましい話を聞いて、2人の関係について踏み込んだことを話す。

 

「おふたりは友達よりもどこか......距離が近く感じますし」

「貴方がとても優しい、愛おしい目でお話するからでしょうか。まるででもしているような、」

「えっ!?それは......」

「......フラミンゴさん?」

「えっと......」

「......そうなんですね、フラミンゴさん、貴方はフクロウさんのことを......」

......お願い、それ以上言わないで!ワタシ、フクロウに伝える気はなくて......!

「ええ、もちろんです。私も不用意に踏み込みすぎました、申し訳ありません」

…ありがとう。フクロウの『唯一の親友』って立場を、失いたくないの

 

......とりあえず、状況を整理しよう。

距離感バグだね、そして貴方は恋でもしてるような目でお話するね、とツルが言ったら、その言葉にフラミンゴがビックリして言葉を詰まらせた。

 

 

つまり、つまりだ。

フラミンゴはフクロウに恋愛感情を向けている

でも、フクロウの「唯一の親友」を失わせたくないから、この気持ちを伝える気はない、と。

 

 

......ウウウウウウウバアアアアアッッッッ!!!!!

ちょ、ちょっと待ってくれ。めっっっちゃくちゃ辛いよなフラミンゴ!!うわぁぁぁ!!!!

 

友達だと思ってた人から好きですと言われたら混乱する事はわかっている。しかも、相手には信頼している人が自分しかいない。

 

相手を守るために、相手を想うが故に、自分の感情は伝えることはできないと、そう言っているのだ。

 

仮に、相手にこの恋愛感情が伝わって付き合うことになっても、相手は自分のことを恋愛的に好きになってくれるかどうかはわからない。

 

恋愛感情に真摯に向き合っても好きになれなかった。好きになれたらどんなに良かったか。自分のせいだ、自分のせいで大事な人を傷つけてしまった───。相手が自分に対して恋愛感情を抱けなかった場合、きっとそんな事を思う。そして、悲しむ。

 

しかし、本心を隠すのはとても辛い。それが自分であれ、相手であれ。本心を隠す代償として得る苦しみに、果たして耐えられるのか。

 

......辛い。どうしようもなく辛い。こういう展開になるのは予想がついていたが、改めて「友情と恋愛」を突き出されると、心が締め付けられる思いをする。

 

さて、ここでトワツガイの公式サイトを見てみよう。

キャラクター|トワツガイ | SQUARE ENIX

f:id:Konazato:20230311111607j:image

異なる想いを抱えた幼馴染のふたり

幼馴染のふたり。

正反対の性格ではあったが、いつも一緒にいるうちにどちらにとってもかけがえのない存在になった。その想いの形はふたりそれぞれ違っていても、相手が大切なのは変わりない。

 

的確に心臓を抉ってきたな、トワツガイ!!

 

 

 

© SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。